聞いたら書く

バンド名で検索しても外国語しか出てこない類の音楽を挙げて悦に入る

2022-01-01から1年間の記事一覧

北欧のハードロック You Can't Keep the Boy Down / Los Bastardos Finalandeses (2021)

open.spotify.com イントロから勢いがあり引き込まれる 曲はそのままのテンションで最後まで聞かせてしまう 北欧の爆走ロックンロールとも違う古風なハードロック ボーカルの嗄れた感じはヒューイルイスの様だ open.spotify.com フィンランドのヘルシンキ出身

起承転結のあるサイケデリック VI.III / Papir (2019)

open.spotify.com 聞いている内に聞いている事を忘れる いつの間にか盛り上がっており 6分42秒あたりで再び耳に入ってくる 淡々とした始まりに油断していると寝首を搔かれる デンマークのコペンハーゲン出身

ギターインストのプログレメタル Choose Again (Right Path) / Lazer/Wulf (2014)

open.spotify.com 3人組で音はシンプル その代わり手数足数は多い ジェントのようなエグ味あるリフやポストブラックのような重々しい雰囲気はない ジョージア州アトランタ出身

インド風千鳥足ギター Deadlock / MaidaVale (2018)

open.spotify.com ぐねぐねしたイントロからSatori Part2みたいなソロを弾く open.spotify.com あとはボーカルとの掛け合いが行われている内に曲は終わる スウェーデンのストックホルム出身

ゴブリンメタル This Is It / Nekrogoblikon (2022)

open.spotify.com メンバーは普通だがその他にゴブリンがいる PVやメンバーショットに登場しライブにも出ている メイデンのエディーの様な存在だ ギャオギャオ歌うボーカルにゴブリンを感じる

加速度のあるゴスペル Turn Your Eyes - Live / The Belonging Co, Natalie Grant (2021)

open.spotify.com 最初の3分は霧に包まれているような何を歌っているのか分からない感覚を覚える コーラスが入り始めてやっと霧が晴れメインテーマが姿を現す 2速発進どころか5速発進したかのようにゆっくりと歯車が回り出す 徐々に回転が速くなり興が乗ろう…

ポーランドのペイガンメタル Kwiat życia / Helroth (2016)

open.spotify.com ポーランドにキリスト教が伝来する以前にも神様は存在した その神様をテーマにしたのがペイガンメタル アンチキリストを前面に出すブラックメタルとは違って 地元に存在していた最も古い神様への探求を目指しているのだろう フェーフェー言…

声が作る音楽 Holy Water - Church Sessions / We The Kingdom, Tasha Cobbs Leonard (2020)

open.spotify.com Praise(賞賛)やWorship(崇拝)等と呼ばれる所謂ゴスペル ピアノは南部っぽいフレーズを出している ソロもコーラスも演奏なしでも十分に聞かせてくれる 寧ろバックの演奏が消えてアカペラに変わる瞬間の解放感を楽しむものになっている テネ…

ポーランドの混声フォークメタル Szczodre Gody / Velesar (2021)

open.spotify.com 混声ボーカルが次々飛び出し流れるような展開 フォークメタルでは非常に珍しいギターソロがある (メタルの定義を根底から覆すようだが) しかもフルートソロも付いてくるサービス付きだ

ポーランドのパワーフォークメタル Raróg / Radogost (2015)

open.spotify.com ガラガラ声にドコドコツーバスで完全なるパワーメタルだが 民族楽器がそれを許さずフォークの世界に連れていかれる ポーランドのブレンナ出身

ポーランドの荒ぶるフォーク Czarci Pakt / Dziewanna (2019)

open.spotify.com 普段はフォークを演奏している一人プロジェクトだが この曲に関しては何を思ったかイントロから猛々しいフォークメタルになっている ボーカルもここぞとばかりに気張っている ポーランドのフォーク界にもメタルの嵐が吹き荒れているのか

好き勝手演奏するパーツの集合 Dogma ⅯⅯXVIII / Onségen Ensemble (2018)

イントロのみ威勢のいいドラム、唸るギター、たまに出てくるコーラス やたらポコポコ鳴らすパーカッション、プァープァーいってるだけのサックス、 徹底的に繰り返すベース それぞれ一応見せ場みたいなところがあって順番にソロを取ってるようにも聞こえるが…

時空を辿ったオージーのパンク Destroy the Evidence / Clowns (2017)

例によって南半球独自(?)のタイムレスなバンド パンクなのにイントロのリフが長い ボーカルはパンク然としているが 演奏もそうだが爆走ロックンロールしている 何が違うと言われると説明できないが パンクより重たいものを感じる メルボルン出身 open.spotif…

何と読むか 六呎之下/逆流 (2018)

一文字分かれば全てが分かる なぞなぞの様だが「呎」は「フィート」と読む 応用すれば「吋」は「インチ」だ 和洋同士の長さが大体合っているのも面白い バンド名のアルファベット表記は「NiLiu」 曲の初めはデス声もあって気張ってメタルしているが 途中から…

パーソンの人(駄洒落ではなく) Dethroning of the Party Queen / Rosalie Cunningham (2019)

Pursonの人がいつの間にかソロになっていた サイケが抜けて演劇が増したような感じ open.spotify.com

ゲストが豪華なインドメタル Thekkini / Namah (2019)

メタラー的にはジョーダンルーデス、マルコミネマン、クリスアドラー、 ガスリーゴーバン(エイジアくらいと思ったらマルコミネマンと アリストクラッツで来年2月に来日) open.spotify.com が参加している あとのゲストはインドっぽい名前の方々 祈りのよう…

インド出身のブルースギタリスト Ode To A Sunny Day / Blackstratblues (2022)

3分位キーボード演奏が続いてその後はずっとギターソロが続く この曲ではコテコテのブルースではなく マイルドで薄味になったブルースを聞かせてくれる 同アルバムに収録されたBlues For Garyという曲は ゲイリームーアに向けて作られたと思われる こっちは…

インドのギタリスト Timeless / Sutej Singh (2018)

イントロから泣きのメロディー満載 メタルバンドのギタリストがソロアルバムを作って ちょっとハードロック寄りのインスト入れました的な フュージョンのようなアプローチも感じる インドは感じない テクニカルな所を見せつつ 終盤にオーケストラの音を加え…

スウェーデンのクラシックロック Gaslighting / Children of the Sün (2022)

ウッドストックの世界に憧れを持っている そう聞くとジェファーソンエアプレインに聞こえてくる open.spotify.com 曲によってイメージは変わるがこれはクラシックロック寄り ギターソロでフェードアウトする曲を久々に聞いた気がする スウェーデンのアルビカ…

ベルギーのストーナー Find You Soon / Cowboys & Aliens (2022)

イントロのドラムでYou Could Be Mineが始まるかと思った open.spotify.com 終始勢いのある演奏 ドラムが時々主張をしておりボーカルやギターに負けてない ブルージュ出身 open.spotify.com

イギリスのサイケ Welcome to the Void / The Kings Of Frog Island (2008)

ブーブー鳴くギターと色んな声でウァーウァー唸るコーラスが詰め込まれた曲 ゆったりしたリズムの上にそれらが延々と重ねられ酩酊感は最高 レスター出身 open.spotify.com

イタリアのサイケ Chakra Temple/ Black Rainbow (2014)

ローマ出身の3人組によるインスト ギターフレーズを繰り返し演奏し クリムゾンのディシプリン的手法を駆使している 盛り上がるようで盛り上がらない訳でもなく 盛り上がらないようで盛り上がっているかも知れない 捉え処のない鵺ミュージック open.spotify.c…

思考も爆走するジャズロック Iggy / Acoustic Ladyland (2005)

サックスが火を噴くように荒ぶり捲る リズム隊もエレピも負けていない(エレピの音量は小さいが) 怒涛の勢いで弾き倒す 久しぶりにバンド情報を見たら 今年になって100曲入りのアルバムを36枚出していた 基本的に頭がおかしい open.spotify.com

破壊され再建されるストロベリーフィールズ Strawberry Fields Forever / Tatran (2014)

インスト3人組によるカバー 最初はギターが大人しくメロディーをなぞっているが 徐々にドラムが粗ぶりだしてくる 聞き慣れたフレーズを奏でていたギターが急転直下 別の次元に行ってしまう 合わせて目立たなかったベースが突然眼前に現れる 気が付くと元のフ…

突発性長い曲を書く症候群 Babel / Lesoir (2022)

それまでプログレのプの字も出してないようなバンドが いきなりプログレになるのは何故なのか 長い曲がプログレの専売特許ではないが ボーカルのバックがアコギな所はルネッサンスを彷彿とさせる 演奏パートではギターがテクニックを見せつけるようなことは…

猫メタル Dismantled / Nekonomicon, Kylee Brielle (2022)

よくよく考えたらNekoは日本語なので正真正銘の猫メタル メタル要素は低い open.spotify.com この曲のタイトルとか open.spotify.com この曲のジャケとか open.spotify.com 同人のテイストが強い よくよく聞くとこの曲は日本語で歌っている かつてデスメタル…

北欧の地を這うアシッド・キャラバン御一行 Febersvan / Gaupa (2018)

のたうつリズムに女性スキャットとギターが絡む 浮かぶイメージは砂漠に連なるラクダを連れた商隊 Dopesmokerのジャケットそのものだ(馬じゃないほう) open.spotify.com ZepのKashmirから脈々と引き継がれてきた独特の砂漠感は今も続いている スウェーデン…

スペインのフォークメタル大集合 Mester De Juglaria (2021)

Sauromが音頭を取った全56曲4時間越えのトンデモコンセプトアルバム タイトルは12~13世紀にスペインで歌われた武勲詩 日本で例えれば琵琶法師メタルバンドが太平記を歌ったようなものだ Youtubeの気まぐれで知ったこの曲でスペインのフォークメタルの威力を…

ケベック産プログレ We Are Not Alone / Huis (2019)

ケベックには何故かプログレバンドが多い 有名どころは少ないが メタルのヴォイヴォドの方が有名だ ヴォイヴォドもプログレと縁が無い訳ではない open.spotify.com こちらのバンドは正統派というのが合っているのだろうか イントロのピアノからボーカル、途…

現代のAOR Binary Music / Palace (2018)

今ならメロディアスハードロックと呼ばれる 徹頭徹尾メロディを追求した曲 open.spotify.com こんなバンドが昔いたなとテラノバを思い出した open.spotify.com