聞いたら書く

バンド名で検索しても外国語しか出てこない類の音楽を挙げて悦に入る

2022-01-01から1年間の記事一覧

PSYで始まるバンド Forest / Psycada (2022)

普段まったく役に立たないを通り越して嫌がらせをしてくる Youtubeのホーム画面が数年ぶりに仕事をした 正直ジャケに惹かれただけだが この世にPSYで始まるバンドがどれ程いるか知らないが こちらも相も変わらないサイケぶり ギリシャ出身でも英語で歌う 単…

グロウル付きエモ Into Flames / Acres (2022)

イギリス出身だからといってメロウな楽曲を多く作る訳でもない しかしこの曲からはイントロのコーラスのような音からも ボーカルからも更にはグロウルからも哀愁のあるメロディーで溢れている 出身地のサザンコースト由来の独自の文化でも存在しているのかと…

レトロウェーブとプログレの遭遇  This Means War - Feather & Leviathan Owl Remix / Volkor X, Feather, Leviathan Owl (2021)

open.spotify.com Volkor Xという人はシンセウェーブでピコピコしてるのが主流のようだが ここではギターの客演がメインで本人はだいぶ控えめになっている せっかくゲストを呼んだからなのか ギタリストの技量を1曲に全て詰め込んだかのようなサービスぶり …

如何にもな北欧ハードロックだが The Deceiver / The KillerHertz (2022)

open.spotify.com 何度もテンポが変わりいい意味で引っ掛かりを感じる 愛のある罠とでも呼べばよいのか デンマークのカストルプ出身

サイケなオアシス Loosen Up / The Backlash (2022)

オアシスもサイケ掛かっているがより強いそれへのアプローチがある 気怠いボーカル、ドラムのパターン、ギターのフレーズ 言ってしまうがどこかで聞いた気がしてならない オアシスに詳しくない人間にも分かってしまう何かがある それはブリットポップへの愛…

ウィスコンシンのデス・ブルース Laid to the Bone / 20 Watt Tombstone (2016)

ファズギターをスライドさせ捲るイントロに持っていかれる ラム・オブ・ゴッドからクラッチまで 自称デス・ブルースの荒っぽい演奏で一気に聞かせる open.spotify.com

オールマンへの憧憬 Long Haired Country Boy / The Vegabonds (2017)

スローなロックにオルガンとギターのソロが絡むいかにもなサザン調 後半のギターソロからバックのリズムが徐々に早くなり 絶頂を迎えた後にスローに戻るのはレイラからのお約束か open.spotify.com ライブ版になるとこれにMidnight Riderが加わる open.spoti…

荒ぶるブルースの行き着く先 Woman Gonna take The Fear Away / Mike Ross (2021)

ブルースの持つエネルギーを自由に揮った結果 ファンクやロックを生み出した過程が良く分かる曲 ボーカルやギターには一箇所に留まっていられない 弾けるような力強さがある open.spotify.com

女神転生の作曲者と魂がシンクロしている Hostile Inspector / Liquorworks (2016)

open.spotify.com ギターインスト、プログレメタルの類だが 近年こんなオルガンの使い方しているのは女神転生のサントラしか知らない open.spotify.com ジョンロード直系のハードロック型オルガン 要はパープルの間奏がずっと続くタイプ open.spotify.com こ…

プログレメタル・フュージョン Neo Thangka / The Resonance Project, Felix Martin, Mateus Asato, Yuki Hayashi

イントロは息を呑むような一気呵成のイントロ しかし次のパートではジェフベックみたいになってしまう 悪くないしジェフベックをフュージョンと呼ぶのも変だが それならプログレメタル・ジャズロック それも合わないのでプログレメタル・ギターインスト それ…

唐突に音楽性が変わった To Inherit Sentence / James Norbert Ivanyi (2022)

それまでインストのプログレメタル系でギターを弾いていた人が エレピのようなリードを中心にしたジャズロックのアルバムを作った 不気味な生物ばかり描いていたジャケットも一新された open.spotify.com

ジャケがB級のプログレ Scissors / Ghost Of The Machine (2022) 

This Winter MachineのバックとNova Cascadeのボーカルが合体したバンド ボーカルと演奏のバランスもよく それぞれを聞かせる術がある 間にボーカルが担当するフルートのソロも聞ける シアトリカルな派手さはないが叙事的な風景描写が味わえる静的プログレ …

教科書的ハードロック Gonna Do It / Leaflet (2022)

ハードロックも北欧がリードしている しかしそのルーツはアメリカのハードロック 自らアルター・ブリッジやシャインダウンの名前を出している open.spotify.com open.spotify.com ちょっと変わった出だしだがあとは安心 曲の真ん中でリフが続きその後のメロ…

スパニッシュ・ジェント King / Syncatto (2022)

イントロだけ聞くとフュージョン 次の瞬間リフの質感がジェントで面食らう 気が付くとフュージョンに戻っている さっきのアレは夢だったのかと幻惑される 後半のフュージョンとジェントの中間のようなソロを通り抜けると 堪え切れなかったようなジェントフレ…

音楽的偏執 1987(Home) / Joseph A. Peragine (2022)

自己紹介文を見て信じられなくなり翻訳サイトを使ってみると 妄想型総合失調症(Paranoid Schizophrenic)の影響で死の淵から帰還した身のようだ そんな文章を見てから聞くと迫力が増す アルバム内で唯一静かなこの曲に癒しを感じつつも 執拗な繰り返しに恐怖…

知らずに過ごしてきたジャンル"サザン・ヒップホップ" Them That Matter Don't Mind / Rehab (2022)

ヒップホップは殆ど知らないが これを聞くとサザンとの相性が非常によろしいのが良く分かる open.spotify.com 正直一番回ってる過去曲のがハマってる open.spotify.com 思い出すのはキッドロック 彼らはこのジャンルの勃興とともに現れた open.spotify.com

歌わないドリームシアター Big Blind / Scoredatura (2018)

ドリームシアターも歌わないパートが多いが こちらは更にキーボードもいない 曲を聴いているといつの間にかギターが弾き倒し捲っている ギターインストと思われるが 曲によってはジェント、ポストメタル色もある シドニー出身 open.spotify.com

激情カオス Cloud 9 / Red Handed Denial

テクニカルなイントロからデスボイスで始まり デスコア系かと思うとサビでクリーンボイスになり 肩透かしを食らうといより2度美味しい トロント出身 open.spotify.com

ミニマル詰め合わせ Light at the Endless Tunnel / iNFiNiEN (2020)

9分17秒に細かいフレーズが詰め込まれた曲 演奏主体でたまに女性ボーカルが入る そこはかとない東南アジア風 ミニマルと呼んでいいのだろうか open.spotify.com ミニマルで調べているとテリー・ライリーなる人物を知り 日本に在住していること、近々ライブが…

重さを感じない軽妙ストーナー Dim Vision / Valley of the Sun (2019)

この曲だけ聞いてると爆走ロックンロール・バンドに思える 一つのアイデアで3分55秒を突っ走る 1分30秒の曲でもよかった気もする シンシナシティ出身 open.spotify.com

爆走ストーナー Echoes / Red Sun Atacama (2022)

アルバム全編を通して1曲が長い 早いパート遅いパートを繰り返しながら延々と続く 正直遅いパートがつまらない サイケの要素が低いからだろうか この曲は比較的遅いパートが少ないので楽しめる open.spotify.com

あのフレーズを使うべきアルバム Dirty Damn Tricks / The L.A. Maybe (2021)

open.spotify.com 所謂捨て曲なし 曲のテンポの遅早はアルバムを通して聴くときの 飽きを来させないための緩衝材となっている ボーカルのメロディやギターソロをたっぷりと堪能できる アメリカンロック特有の湿気のない晴れ晴れとした雰囲気 ノースカロライ…

ありそうでなかったストーナー・ブルース Pilgrim Boots / Paralyzed (2022)

open.spotify.com 向かい風のようなギターに 旅立つ巡礼者の踏み込む一歩一歩の足取りのようなベースが続く 一聴するとブルース・ロックだが ギターソロや静かなパートを通り過ぎると 荒っぽいボーカルやテンションの上がった演奏と相まって いつの間にかス…

テンガロン・ハットにボトルネックなやつ Stone / Troy Redfern (2021)

鳴らすはドブロ・ギター リズムはスローで目立たない ボーカルもゆっくりと引きずられるように続いていく しかし少しづつテンションを上げていき それに合わせてドブロ・ギターものたうつように暴れだす いつの間にかドラムにも力が入る 最高潮からはあっと…

完全なるツイン・ボーカル Thin Ice / Brave Rival (2022)

女性2人がボーカルのバンド 楽器を兼任することなく両者ともボーカルのみのスタイルは珍しい 同時に歌うパートを聞いていると演奏と相まって 酒場にいる生バンドでも聞いているかの様な気分になる こんな曲をそんな店で聞いた記憶はないが 妄想上の勝手な記…

クラシック・ハード・ロック節全開 Take You Home / Scarlet Rebels (2022)

吹っ飛ばされそうなイントロのギターリフも 後からついてくるリズム隊も 歌いだしも、バースも、サビも 弾けんばかりのギターソロも こてこてのハードロック ジャケットからアメリカのバンドと思ったら イギリスはウェールズだった あれはトランプではなくジ…

Submarine / Voyager (2022)

最初のボーカルだけ聞いているとデュランデュラン 所々で今では聞かないようなシンセの音が独特 というようり郷愁の念に駆られる その実PVを見ればコミックバンド youtu.be それでもギターソロはちゃんとしてる その後にデヴィンタウンゼンド的な解放感を持…

音楽的露出狂 Illuminati / Ring Van Mobius (2020)

イントロを一聴してすぐに察する 彼らは出自を隠していない 分かるものに向けた必死のアピールの様にも見える オルガンを倒さんとばかりに傾けている写真で止めを刺される 1969年のワイト島フェスティバルから湧いてきたような身なり 都会に毒されない地方だ…

Tendresse / Man Is Not a Bird (2015)

単調なリズムにボイスが乗る 無機質な演奏と声 いつの間にかスロットルを上げている 気が付いた時には轟音の壁が目の前に現れていた その時初めて気が付く このバンドはノイズ系だったのだと open.spotify.com 変わったバンド名は1965年制作のユーゴスラビア…

数学ロック Magik / Glasgow Coma Scale (2021)

open.spotify.com グラスゴーのバンドかと思ったら ドイツのフランクフルトだった ちなみにグラスゴーはスコットランドにある グラスゴー・コーマ・スケールで一つの意味を持ち 意識障害の程度による評価分類を表す 変わったバンド名に興味を持つと英語独特…