聞いたら書く

バンド名で検索しても外国語しか出てこない類の音楽を挙げて悦に入る

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

テンガロン・ハットにボトルネックなやつ Stone / Troy Redfern (2021)

鳴らすはドブロ・ギター リズムはスローで目立たない ボーカルもゆっくりと引きずられるように続いていく しかし少しづつテンションを上げていき それに合わせてドブロ・ギターものたうつように暴れだす いつの間にかドラムにも力が入る 最高潮からはあっと…

完全なるツイン・ボーカル Thin Ice / Brave Rival (2022)

女性2人がボーカルのバンド 楽器を兼任することなく両者ともボーカルのみのスタイルは珍しい 同時に歌うパートを聞いていると演奏と相まって 酒場にいる生バンドでも聞いているかの様な気分になる こんな曲をそんな店で聞いた記憶はないが 妄想上の勝手な記…

クラシック・ハード・ロック節全開 Take You Home / Scarlet Rebels (2022)

吹っ飛ばされそうなイントロのギターリフも 後からついてくるリズム隊も 歌いだしも、バースも、サビも 弾けんばかりのギターソロも こてこてのハードロック ジャケットからアメリカのバンドと思ったら イギリスはウェールズだった あれはトランプではなくジ…

Submarine / Voyager (2022)

最初のボーカルだけ聞いているとデュランデュラン 所々で今では聞かないようなシンセの音が独特 というようり郷愁の念に駆られる その実PVを見ればコミックバンド youtu.be それでもギターソロはちゃんとしてる その後にデヴィンタウンゼンド的な解放感を持…

音楽的露出狂 Illuminati / Ring Van Mobius (2020)

イントロを一聴してすぐに察する 彼らは出自を隠していない 分かるものに向けた必死のアピールの様にも見える オルガンを倒さんとばかりに傾けている写真で止めを刺される 1969年のワイト島フェスティバルから湧いてきたような身なり 都会に毒されない地方だ…

Tendresse / Man Is Not a Bird (2015)

単調なリズムにボイスが乗る 無機質な演奏と声 いつの間にかスロットルを上げている 気が付いた時には轟音の壁が目の前に現れていた その時初めて気が付く このバンドはノイズ系だったのだと open.spotify.com 変わったバンド名は1965年制作のユーゴスラビア…

数学ロック Magik / Glasgow Coma Scale (2021)

open.spotify.com グラスゴーのバンドかと思ったら ドイツのフランクフルトだった ちなみにグラスゴーはスコットランドにある グラスゴー・コーマ・スケールで一つの意味を持ち 意識障害の程度による評価分類を表す 変わったバンド名に興味を持つと英語独特…

前衛的芸術 The Oneiroi / Crossing the Rubicon (2021)

拠点はオハイオ州デイトン バンド名を検索するとCrossing Rubiconというメタルバンドが出てきたり クリストファーアモットのバンドが出てきたり妙にメタル臭い ジャケもタイトル([Oneiroi]ギリシャ神話の夢の神)もメタルっぽい 耳にするが実はよく知らないフ…

ちょっと変わったジャケのバカテク系ジャズロック Headless Chicken / Marbin (2022)

こういうジャケを用いるバンドは傍若無人に容赦なく弾き倒しまくる オシャレでクールなジャケとは真逆だ ギターもサックスも隙間を与えないくらい音で埋め尽くす open.spotify.com ついでに昔の曲も紹介する こちらは雰囲気も一遍、オシャレに聞こえる 情感…

フランス産ジャズメタル The Loudest Victim / Ckraft (2022) 

大人しいブラスから一転 地を這うリズム隊が切り込んでくる そこからはブラスも勢い込んで狂乱が始まる ギターも加わり、時にはブラスに合わせ時にはベースに合わせ ソロも披露し、八面六臂の活躍を見せる これぞ音のいいアースバウンド open.spotify.com バ…