アルバム1曲目に18分超の大作を持ってくる事で全てが分かる
2112へのオマージュだ
1曲目なのにパート2とはこれ如何にと思ったが
そんな事よりライブ映像のサムネを一目見た瞬間に自身の目を疑った
ステージに2人しかいない
メンバー写真にも2人しか写っていないのでメインが2人だと思っていた
しかし彼らは敬意を示すラッシュよりも更に少ない人数でライブ演奏を行う
映像を見てもらう方が早いだろう
キーボードの前でギターとベースのダブルネックを弾き
更には足でも何やら踏みながら演奏するのはゲディリーも実践していた
ボーカルはドラムが担当し途中で笛まで吹き出した
360度ドラムセットとは違った多方面での働きぶり
三面六臂の活躍とは正にこの事
ロック界のアシュラマンはカナダにいた
オンタリオ州オシャワ出身
イントロのシンセからギターとドラムがジャジャーンと鳴ると
それだけでもうそこはラッシュの世界
歌い始めるボーカルの声質からはどうしてもゲディリーを想起してしまう
ステージの背景に映し出される映像にも70年代プログレハード感がある