ジャムトロニック・トランス・フュージョン・カルテット
響きがかっこいい
大量のライブ盤を乱発するバンドが久々に出すスタジオ作に
何が収録されるのかといえば
ライブで散々やり尽くした曲
しかも短縮バージョン(それでも長い)
これを聞いてどうしろというのか
スタジオ盤を捏ね繰り回してアレンジし
長尺になった展開に狂気乱舞するのが
ハードロッカー、プログレッシャーの正しい姿に思える
しかしこのアルバムを聞け
この研ぎ澄まされたギターはどうだ
最短でトランスに持っていくしなやかな力強さもある
全く無駄のないジャムというある種の矛盾を体現している
それはアルバムタイトルで示す通りだ