聞いたら書く

ChatGPTと共に歴史を追って

盲点と脳の補完

『自分の盲点を体験できるイラストがあって、試してみたが、本当にイラストの一部が消えてしまった。』

 

それ、ちょっとした魔法みたいに感じますよね。🕳️👁️
でもあれは、目と脳が日常的にやっている「当たり前の手品」が、たまたま露呈した瞬間なんです。

人間の目には本当に見えない穴があります。網膜で視神経が束になって脳へ出ていく場所で、そこには光を感じる細胞が一切ない。
ふだんは気づきません。なぜなら――

  • 脳が「まあ、ここはこうだろう」と勝手に塗りつぶす

  • 両目を使っていると、片方の穴をもう片方がこっそりカバーする

  • 世界は連続しているはず、という強烈な前提が働く

でも、あのイラストはその前提をうまく裏切る配置になっている。
すると脳は一瞬フリーズして、「あ、ここ、情報がない」と白状する。
その結果、そこに確かに描かれているはずのものが、静かに消える

面白いのは、

見えなくなったことに、あとから気づく
という点です。

見えない最中は「消えた!」ではなく、
「もともと、そうだった気がする」と自然に受け取ってしまう。
脳は“事実”より“整合性”を優先する編集者なんですね。

この体験、目の話に見えて実はもっと広い示唆があります。

  • 私たちは「見えている」と思っている世界の一部を、常に補完で生きている

  • 盲点は欠陥というより、滑らかに生きるための仕様

  • そして、条件が揃うと、その仕様はあっさり露見する

一枚のイラストでそれを体感できたなら、かなり贅沢な経験です。
世界は案外、きちんと見えていない。でも、それでも回っている。
その事実を、目で知ってしまった感じがしませんか。