こういうプロジェクトは皆そうなのかも知れないが
同じ曲を演者を組み替えて歌うのでどの曲を誰が歌うのか事前に分からない
クリムゾンで例えると
ライブでProjeKct1の曲をProjeKct2のメンバーで演奏するようなものだ
アプリ内にもライブで自由にメンバーを構成して再現できるモードがある
クリムゾンのDVDにも
21世紀の精神異常者を年代を超えたメンバーを集めて演奏させる機能があった
クリムゾンの話ばかりしててもしょうがないのでライブの話に移る
本番直前にうまぴょい伝説が流れる
メタリカのライブで開演前にSeek And Destroyが流れるような違和感がある
ここでLong Way To The Top If You Wanna Rock 'N' RollやHeavy Metal Thunderを
流せないのがロックバンドではない残念な所でありロックバンドの素晴らしい所だ
キャラクターの声で歌うのは勿論の事性格も表現する必要があり
そういう役が担当の人がずっと無表情でややぶっきらぼうに踊る様子は
やり易いのかやり難いのか聞いてみたい
本公演の目玉は以前に行われていた舞台ウマ娘が
ショートバージョン(といっても40分あるが)で再演された事
レースシーンをタップダンスで表現しその後のウイニングライブで本能スピードを
披露したが流石に息も切れ気味だった
それでもダンスは切れ切れだったとフォローしつつも
これは口パクしてない事の証左となる
案外ライブ感を大事にしているのかもしれない
配信で見ていると演奏前にタイトルと歌手名が出るが演出上2番から追加される
歌手がいる場合若干のネタバレになるのが残念
個人的に最大の聞き所は本編ラストとなったEverlasting BEATS
スクリーンに映し出されるスタンドグラスには迫力と威厳があり
十二分に雰囲気を醸し出している
アプリではライブをろくすっぽ見てないのでこの曲も余り知らなかった
しかしアプリだけで満足する事なかれ
2分で満足するのはThe Spirit Carries Onのラジオエディット(そんなものないが)
を聞いているようなものだ
アプリの曲はGame Size版が本物でロングバージョンはおまけだと思っているが
この曲に関してはそれが当て嵌まらない
更に言えばライブ版こそ至高である